OTC医薬品 薬剤師のためのアンチドーピングガイドブック2006 26p アレルギー用薬(鼻炎内服薬を含む)(注意)●メチルエフェドリンは競技会検査禁止物質。(WADA禁止リストS6.興奮剤、?.指定物質) ●カフェイン、フェニルプロパノールアミン、プソイドエフェドリン、フェニレフリンは2004.1.1より禁止物質からモニタリング物質に変更となり使用可能であるが、検査結果は従来通り報告されることがある。→アレルギー用薬にもモニタリング物質が含まれている ●市販のアレルギー薬には禁止物質やモニタリング物質の配合薬が多い。→生薬配合成分にも注意が必要
医療用医薬品 薬剤師のためのアンチドーピングガイドブック2006 35p (6)アレルギー治療薬(注意)●糖質コルチコイドは競技会検査禁止物質。(WADA禁止リストS9.糖質コルチコイド類) ●糖質コルチコイド入り点眼一点鼻は2006.1.1より事前の『TUE略式申請』が不要になった。 →糖質コルチコイドは投与形態により申請方法が異なる。経口投与、経直腸投与、静脈内投与、筋肉内投与はTUE標準申請、それ以外はTUE略式申請、ただし、皮膚、耳、鼻、口腔内および目の疾患に対する局所的使用は禁止の対象にならない。 ●フェニルプロパノールアミンは2004.1.1より禁止物質からモニタリング物質に変更となり使用可能であるが、検査結果は従来通り報告されることがある。
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