OTC医薬品 薬剤師のためのアンチドーピングガイドブック2006 27p 点鼻薬(注意)●多<の点鼻薬には、塩酸ナファゾリン(血管収縮剤)等の競技会検査禁止物質または関連物質が含まれている。(WADA禁止リストS6.興奮剤) ●塩酸ナファゾリン等の血管収縮剤は、点鼻を含む局所使用が許されている。しかし、何回も多量に使用して体内に吸収されると、ドーピング違反が疑われる可能性がある。→ナファゾリンなどのイミダゾール系薬の局所使用(点鼻、点眼、外用水虫薬など)は可能
医療用医薬品 薬剤師のためのアンチドーピングガイドブック2006 46p (31)耳鼻咽喉科用薬●多くの点鼻薬には、硝酸ナファゾリンなどの血管収縮剤や糖質コルチコイドなどの競技会検査禁止物質、またはその関連物質が含まれている。(WADA禁止リストS6.興奮剤、S9.糖質コルチコイド類)→は投与形態により申請方法が異なる。経口投与、経直腸投与、静脈内投与、筋肉内投与はTUE標準申請、それ以外はTUE略式申請、ただし、皮膚、耳、鼻、ロ腔内および目の疾患に対する局所的使用は禁止の対象にならない。●糖質コルチコイド入り点鼻薬は事前に『TUE略式申請』が必要。 ●硝酸ナファゾリンなどの血管収縮剤の点鼻などの局所使用は許される。しかし、何回も多量に使用して体内に吸収されると、ドーピング違反が疑われる可能性がある。→ナファゾリンなどのイミダゾール系薬の局所使用(点鼻、点眼、外用水虫薬など)は可能。
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